意外と勘違いが多い⁈ 復讐ヴァンパイア

どうもバジェットです!

今回は復讐ヴァンパイアを紹介していこうと思います。このデッキは勘違いして構築されているせいで勝率がイマイチ伸びていない人が多くいるので紹介していこうと思います。

 

①復讐ヴァンパイアとは?

復讐ヴァンパイアとはなんだと考えていますか?SFL環境になると突然現れた復讐アグロというデッキタイプ,あれは厳密に言えば復讐ヴァンパイアではありません。本当の復讐ヴァンパイアとは復讐ミッドレンジヴァンパイアというものです。

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これが私の使っている復讐ヴァンパイアです。

デッキ解説は後ほどいたします

復讐ミッドレンジとは4tに復讐に入る事を前提として復讐時に効果を最大限に発揮するカードで構成されるものです。基本的には7tから8tのフィニッシュを目指し,エメラダやラウラ砲によるバーストダメージ,カオスシップによる盤面制圧などを主な戦術とします。

アグロとは違い1コストフォロワーは入れず,コントロールとは違い黙示録や大型フィニッシャーを採用しないことも特徴です。

 

②復讐アグロとの違いとは?

皆さんが気になっているのは最近流行りの復讐アグロとは何が違うかについてでしょう。

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とりあえず復讐アグロを組んでみました。

復讐ヴァンパイアとのちがいを確認すると,1コストフォロワーが多めに採用されており,ソウルディーラーは不採用,カオスシップも同様に不採用となっているのが大きな特徴となっていると思います。結論から言いますと復讐アグロとは,もともと自傷が多く手札切れが課題だったアグロヴァンプの弱点をベルフェゴールを入れることによって補ったものとなります。

復讐カードのベルフェゴールが入っている為,デッキ名に復讐が付いているだけで完全なアグロヴァンパイアです。復讐アグロを組む際はそういった特徴を理解しておけば構築がぶれる事なくある程度安定して立ち回ることができると思います。

 

③復讐の派生

復讐ヴァンパイアの派生として復讐昆布があります。こちらはブラッドムーンなどを採用し,復讐時に発揮する強力な除去カードなどで盤面を制圧して大型フィニッシャーで勝負を決めるデッキタイプとなります。

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私はメイルアザゼル型の復讐昆布を使っています。メイルが2体残れば相手のリーダーを1すら削らなくてもアザゼルを出すことによってリーサルに持っていけるので昏きをフィニッシャーに置く型よりも相手の体力を削ることに専念しなくても良いのが特徴です。また,ベルフェゴールで自分のリーダーを復讐に持っていっていた場合にバハムートを出されても返しでメイルを出す事でバハムートをほぼ行動停止に持っていくことが出来ます。グリームニルや灼熱の嵐に強いことが評価できるポイントですね。

 

④復讐ヴァンパイアの残念な構築と確率

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こちらをご覧下さい

酷いですね。皆さんもこんなデッキを作らないようにポイントを解説しますので復讐ヴァンパイア作る際は是非参考にしてほしいと思います。

まず突っ込みたいのがソウルディーラーが不採用な事ですね。復讐ミッドレンジにおいてソウルディーラーは3積み以外あり得ないので皆さんも復讐ミッドレンジを作る際は絶対3枚入れて下さい。というのも復讐ミッドレンジ自体復讐時に強力な力を発揮するカードで構成されるデッキですので4tで復讐に入らなければ事故と言ってもいいでしょう。そしてその事故率はいったいどれほどになるのか?なんとベルフェゴールゴールとソウルディーラーを3積みし,初手になければ全マリガン,その後4tのドローまでを全て含めても引ける確率は83%となります。

全力で確率を高めても2割近くは引けていない計算になるのにどうしてソウルディーラーを積まない人がいるのか?それは構築をただただ感覚でやっているからです。カードゲームは運ゲーの皮を被っている(稀に確率を超越しますが…)立派な戦略ゲームなのです。事故を嘆かず自分の構築力を嘆いて下さい。

このように確率を頭に入れて先ほどの構築を見てみるとベルフェゴールのみの採用となっているのに対し復讐時に発揮する効果持ちがかなり多く採用されています。もちろんベルフェゴールを引くことが出来ればかなり強力に立ち回れますが所詮は引く確率が5割程度のものです。これでは上振れデッキと言われても仕方がありませんね。さらにカオスシップが採用されているのに1コストフォロワーが採用されているのもかなりの汚点となっています。

このようにこの構築には明らかに残念な点があるので皆さんももし似た構築を使っているようでしたら早々の改善をお勧めいたします。

 

⑤復讐ミッドレンジの構築解説

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こちらが私が先ほど載せた復讐ミッドレンジです。確率の時に触れたようにベルフェゴールソウルディーラーは各3積み,ソウルディーラーの2枚目以降の処理の為ラウラを採用,さらに天界の階段によってドロー加速を狙います。カオスシップからはガレットユリウス糸蜘蛛の3択を用意し,中でもガレットはドラゴンのサラマンダーブレスや超越ウィッチの握撃の身代わり,バーン土の顔バーン防止などかなり器用に使うことが出来るので密かに私が推しているカードでもあります。勿論試合の流れや相手の手札を読むことが必要になる為,ヴァンパイアを使い慣れた人に採用をお勧めしています。また,アグロ超越環境の為,復讐時でも自傷してしますブラッドウルフが採用しにくかったこともガレットの採用理由となっています。

こんな感じでしょうか?

 

かなりの長文となってしまい申し訳ありません

このような拙著を最後まで読んでくださり感謝します。これからも定期的に新しい記事を書く予定ですので何卒よろしくお願いします 

 

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